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2020年台風10号接近に伴い、避難指示((9月6日(日)正午現在)
鹿児島市は、6日正午に市内全域13万5,166世帯、24万6,251人に避難指示を発令したということです。
2020年 台風10号の進路(9月6日(日)AM12時現在)
台風10号は、奄美大島の東約80㎞の地点を時速25km/hで北北西に進んでいるということ。
本日(6日(日))お昼過ぎには、奄美大島にかなり接近。
明日(7日(月))にかけて強い勢力を維持したまま、九州に接近、もしくは上陸する恐れが。
※情報は今後、追記、更新していきます
2020年 台風10号の大きさ(9月6日(日)AM12時現在)
まず、2020年9月4日(金)AM3時時点の台風10号の大きさがこちら。
出典:ウェザーニュース
2020年9月4日(金)AM9時時点の台風10号の大きさがこちら。
出典:ウェザーニュース
以下は、2020年9月5日(土)AM8時の情報です。
・存在地域 日本の南→日本の南
・大きさ階級 //
・強さ階級 非常に強い
・移動 西北西 15㎞/h→北西 15㎞/h
・中心気圧 925hPa→920hPa
・中心付近の最大風速 45m/s→50m/s
・最大瞬間風速 70m/s
以下は、2020年9月6日(日)AM12時の情報です。
・存在地域 日本の南→日本の南
・大きさ階級 大型
・強さ階級 非常に強い
・移動 北西 15㎞/h→北北西25㎞/h
・中心気圧 920hPa→935hPa
・中心付近の最大風速 50m/s→45m/s
・最大瞬間風速 70m/s→65m/s
4日(金)AM3時で中心気圧は950hPaということでしたが、AM10時時点で
925hPa
に。
最大瞬間風速は、60m/sと予想されていましたが、AM3時時点で60m/sが
70m/h
そして9月5日(土)AM8時には、中心気圧が
920hPa
本日(6日(日))12時点の最大瞬間風速は65m/hとほとんど変わらず、中心付近の瞬間風速も一時50m/hも、現在は45m/sに。
中心気圧も昨日より、ほんの少しだけ気圧も下がり
935hPa
当初の予想のように、台風10号は、衰えることなく、発達し続けていましたが、わずかながら勢力が落ちてきたように思われます。
とはいうものの、非常に大きく、勢力も依然としてほとんど衰えていないという状態です。
今回の台風の勢力は
特別警戒情報レベルの台風
ということになります。
現在、この警戒は発令されていません。
このまま、発令されない状況になることを祈るばかりです。
特別警戒情報や特別警報 発令レベルの災害予想が恐ろしい!
2020年 台風10号は非常に勢力が強いということで、かなり早目に『特別警報発令レベル』と言われています。
この警報は過去に沖縄県にのみ発令されたことのある警報。
それほどまでし、発令されるということは、稀のことなのです。
この情報が発令されるということは
大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかける。これに加え、警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合
引用:気象庁HP
このような甚大な事態が想定されるということです。
また、『特別警報』が発令されるレベルの過去の自然災害には
特別警報が対象とする現象は、18,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災における大津波や、我が国の観測史上最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし、100人近い死者・行方不明者を出した「平成23年台風第12号」の大雨等が該当します。
引用:気象庁HP
これらが該当します。
想像するだけで、とても恐ろしい事態です。
2020年 台風10号の雨や風の被害は?
台風10号は時速が遅い上、猛烈な勢力を保っているため、今までに無いような被害を及ぼすと言われています。
台風10号は記録的な大雨、暴風、高波、高潮が予想。
これら全て記録的なものと予想されるということほとんどないという状況。
また、波の高さは10 mを超す恐れです。
予想される被害と地域
現時点(6日(日)AM11時)の予想によると、一部の家屋が倒壊する恐れがあると言います。
その地域が
・奄美地方・・・6日夜遅くにかけて
・九州南部・・・6日お昼過ぎから7日明け方
また、雷を伴った猛烈な雨が予想される地域が
・奄美地方・・・6日日中
・九州南部・・・7日午前中にかけて
・九州北部・・・7日午前中にかけて
まだ台風の影響は始まったばかり。
とにかく、命を守るための行動を。
九州地方以外も警戒が必要
今回の台風の影響は、九州地方はもちろんですが、中国地方や四国地方、そして関東甲信越地方にも災害をもたらすということ。
これらの地域は
局地的な大雨
に注意が必要です。
台風10号の被害予想は1999年の台風18号より高潮被害が酷い?
今回の2020年台風10号。
気圧が大変低いということで、高潮の被害が心配されています。
1999年に熊本県では高潮で多くの方が亡くなっていますが、当時よりも、台風の勢力が大き為、同等以上被害が出るのでは?と危惧されています。
1999年の台風18号とは・・・
平成11年台風第18号は、1999年9月24日に熊本県北部に上陸し、強風・高潮による大きな被害を出した台風である。特に熊本県宇城市では高潮により甚大な被害が発生した。また、この台風は1942年の周防灘台風と進路などが類似していたという指摘もある。
引用:Wikipedia
出典:Wikipedia
・国際名:バート〔Bart〕
・中心気圧 930hPa
・最大瞬間風速 45m/s
台風の勢力が強かったこと、そして熊本県に上陸のタイミングが満潮と重なり、熊本県宇土郡不知火町(当時:現在は宇城市不知火町)で、高潮により12名もの犠牲者が出てしまいました。
1999年 台風18号をもっと詳しく→『平成11年 台風第18号』
また、“高潮”と“高波”は一見すると、同じように思ってしまいますが、全く違い、高波よりも高潮の方が恐ろしいものです。
高波と高潮の違い
・高波・・・波が高くなる状態
・高潮・・・海の水は大量に押し寄せ、津波のようになる
津波も恐ろしいですが、高潮は、もっと恐ろしいですね。
台風10号については、追って追記させていただきます。
2020年 台風10号の名前と由来
今回の台風10号。
とても危険な勢力の台風。
台風には、名前がつけられますが、名前は
ハイシェン
名前の由来は中国が提案した名称で、
海神/Haishen
海神/Haishen
ということです。
恐ろしい甚大な被害をもたらす台風の名前の由来が“海神”とは・・・
日頃の人間の行いを戒めるために、お怒りになったのでしょうか・・・