世界中に猛威を振るう新型コロナ肺炎ウイルス。
医療崩壊が懸念されています。
その為、いざとなった時、より命を助けることができる患者を優先に治療を行わなければならない状況に陥るとも。
回復の見込みのない患者の人工呼吸器を外し、命が助かる見込みの患者に装着する...
考えるととても恐ろしいことであり、医師の間でも問題となっています。
そんな中、一人のおばあさんが、若者に人工呼吸器を譲り、この世を去ったというニュースが。
今回は、心温まるも、あってはいけないニュースをご紹介いたします。
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ベルギーのスザンヌさんは90歳のおばあさん。
ベルギーに住む90歳のおばあさん、スザンヌさん。
一人暮らしをしていました。
ある日、食欲がなくなり、咳が。
そして咳をすると息苦しいという症状が出ます。
娘のジュディスさんは、スザンヌさんとともに病院へ。
診断の結果、新型コロナウイルス(中共ウイルス)に感染していることが判明。
入院し、隔離生活が始まりました。
※中共ウイルスとCOVID-19は異なる?
この“中共(CCP)ウイルス”という呼び方は、絵ボックタイムズ紙によると
“中国共産党の隠蔽と不始末がウイルスの中国全土への拡大を許し、世界的なパンデミックを引き起こした”
とし、このように呼んでいるということです。
このことについては、色々と意見がありますよね。
実際のところはどうなのでしょうか。
スザンヌさんが若者に人工呼吸器を譲る
スザンヌさんは、入院当初から、酸素飽和度が低く、人工呼吸器を勧められます。
ですが、スザンヌさんはこれを拒否。
そしてスザンヌさんは
「私は人工呼吸器は使わないよ。
若い患者のために譲ろうと思っているんだ。
私はもう十分幸せな人生を送ってきたんだから。」
そう医師に告げたのです。
そしてスザンヌさんは、集中治療室に入ってわずか48時間後の3月22日、天へ召されました。
スザンヌさんの容態が急速に悪くなったのは、年齢のこともあるのでしょうけれど、過去に肺炎の治療をしていたということも原因だったと考えられます。
スザンヌさんの葬儀は寂しいものに
スザンヌさんの葬儀は寂しいものとなりました。
みなさんももちろんご存知のことと思いますが、ウイルス感染で亡くなると、感染予防のたご遺体に近づくことはできません。
ベルギー政府では、葬儀や火葬は、ごく親しい間柄のみに許可。
許可されたとしても、ご遺体と十分な距離をおいて行われます。
あの志村けんさんの場合は、特殊な袋にご遺体が入れられたまま納棺。
そのまま近しい方達と顔を合わすこともなく、荼毘に。
その上、お骨を拾うことも叶わわないという、親族、知人にとっては、堪え難いお別れとなりました。
娘のジュディアスさんは、不幸にも母親のスザンヌさん経由でウイルスに感染してしまい、現在、病院で隔離生活を送っているということです。
そして、ジュディアスさんは、
「母にさようならも言えませんでした。お葬式にも参列できなかったんです」
と、語っています。
ベルギーのスザンヌさんが新型コロナの若者を救うニュースのまとめ
今回のニュースでは、実際に新型コロナウイルスに感染し、苦しむ若者の患者がいたわけではないのに、人工呼吸器を譲った、という心優しいおばあさんの話でした。
人工呼吸器が不足するという問題は、日本も含め、世界中で問題になっています。
本当に、回復の見込みのない患者よりも回復の見込みのある患者に人工呼吸器を優先する、ということが実際に起こっているとも。
治療に携わる医師たちは、このようにせざるを得ない状況に苦しめられています。
精神的にもかなり追い詰められているとも。
医療従事者も患者や患者の近しい人達が、このような苦しい状況、悲しく悲惨な状況にならないためにも、私達一人一人が新型コロナウイルスに感染しないよう、
・換気の悪い密閉空間(むんむん)
・大勢がいる密集場所(ぎゅうぎゅう)
・間近で会話末う密接場面(がやがや)
これら『密閉空間』、『密集場所』、『密接場面』の3つの『密』を避けることを意識しましょう。
では今回はこの辺で。
みなさん本日もご訪問いただきまして
ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。