今夜は #病院で起きていること。
「記録に残したい」という病院の意向もあり、ディレクターが緊急事態宣言下の大学病院を記録しました。最前線で戦っている人たちの記録です。
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— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) July 28, 2020
2020年に入り、日本はもちろん、世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルス。
そのウイルスをオゾンガスにより不活性化できることを確認したと言うことが、報道されました。
その研究に携わった人物が感染症専門医の笠原敬さん。
『奈良県立医科大学感染症センター』のセンター長を務めており、約10年も感染症に携わっています。
今回は、そんな笠原敬さんの経歴やオゾンガスで新型コロナウイルスを不活性化を確認の内容などご紹介いたします。
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笠原敬の年齢やWIKIプロフィール
笠原敬さんの年齢やWIKIプロフィールのご紹介です。
笠原敬さんはこんな人
・名前 笠原敬
・生年月日 1974年(年齢より推測)
・出身地 奈良県橿原市
笠原敬さんの年齢は46歳(2020年現在)
現在、『奈良県立医科大学付属病院感染症センター』のセンター長を勤めています。
また、笠井敬さんは『奈良県立医科大学』のOBで、自身の両親も同大学のOBということです。
笠原敬さんがセンター長を務める感染症センターは、これまでの“SARS(重症急性呼吸器症候群)”の流行により、2003年に設立されました。
笠原敬の学歴や経歴
では笠原敬さんの学歴と経歴をご紹介いたしましょう。
学歴
・1999年 『奈良県立医科大学』医学部卒業
・2001年 『奈良県立医科大学大学院』医学研究科博士課程入学
・2005年 『奈良県立医科大学大学院』医学研究科博士課程卒業(肺炎球菌感染症の「分子疫学研究」で博士号取得)
出身の中学校と高校は、出身校の先輩という人物がTwitterで中高一貫男子校『東大寺学園』の出身という呟きがありました。
経歴
・1999年 『奈良県立医科大学付属病院』臨床研修医(2001年まで)
・2005年 『奈良県立医科大学』感染症センター助手(2009年まで)
・2009年 『ペンシルバニア大学』医学部客員研究員(2010年まで)
・2010年 『奈良県立医科大学』感染症センターセンター講師
・2013年 『奈良県立医科大学』医学部講師
・2014年 『奈良県立医科大学』医学部准教授(2019年まで)
・2020年 『奈良県立医科大学』医学部病院教授
初期研修時代では、第二内科(現在の呼吸器・アレルギー・血液内科)に2年在籍。
難治性の感染症を数多く経験。
このことにより、より感染症の道を深めたいという思いから、修了後は大学に残って、研究や教育などに携わりたいということで、第二外科の大学院へ。
呼吸器疾患、血液疾患、感染症疾患に携わり、2005年から感染症センターの医局員に。
のちにセンター長として勤務されています。
また、 日本感染症教育研究会(IDATEN)の学術アドバイザーも務めていらっしゃいます。
笠原敬らコロナをオゾンガスで不活性を発表|奈良医大
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。
このほど、笠原敬さんら『奈良県立医科大学』感染症センターは、オゾンガスで不活性化(感染力のあるウイルスを最大1万分の1まで減少させた)を発表しました。
“オゾン”と耳にすると、良いイメージはありませんよね。
そのオゾンガスが、あのコロナの感染力を無力化することを世界で初めて確認したと言うのです。
このオゾンガスについては
非常に強い酸性力を持ち、酸化力の強い酸素を発生する
このような特性により
他の物質に結合し、このことで化学変化が起き、細菌の細胞壁や細胞膜に作用し、ウイルスを破壊する
このように考えられていると言うこと。
実は、あの“SARS”や“ノロウイルス”に効果があることはわかっていたと言い、今回、コロナウイルスに対してはどうなのか試してみたところ、不活性化を確認することができていました。
ただ、まだコロナウイルスを不活性化できると言うことが確認できたと言うだけで、実地での効果的な使用条件はまだわからないと言うこと。
そのため、
「オゾンを噴霧するだけでウイルスが消えるようなものではない。
消毒の基本はアルコールなどで拭くことだ」
と、しています。
広く実用化までには、まだまだクリアしなければならないことがあるようですが、コロナウイルスを不活性化できることが確認できたと言うことだけでも、嬉しいニュースですね。
実験の内容については、一般社団法人『日本くすり教育研究所』のHPに掲載されていましたので、そちらをご覧くださいね。
オゾンで除菌できるオゾン除菌・脱臭器は購入できる?
新型コロナウイルスを不活性化することができるという機器ですが、どんなものなのか気になりますよね?
そこでどんなものなのか、購入はできるのか、調べてみました。
すると、あの『ALSOK』のHPに紹介が。
HPには、オゾンがすがどのように菌やウイルスに作用するのかの説明がありました。
それが以下のような説明。
オゾンは芳香剤のように強い香りで臭いをごまかすのではなく、悪臭成分を酸化分解することにより消臭します。また、オゾンは、様々な菌やウイルスを除菌・不活化させるだけでなく、オゾンの持つ特性により耐性菌を発生させません。
出典:『ALSOK』HP
そしてオゾン除菌・脱臭器の紹介も。
それによると、6畳の広さまで対応で77,000円(税込)からホテルや旅館などの広いスペースに対応の935,000円(税込)まで、5タイプのオゾン除湿・脱臭器を取り扱っているとのこと。
決して安いものではありませんが、詳しいことや興味のある方は、『ALSOK』のHPをご覧くださいね。
『ALSOK』のHPはこちら→『ALSOK』HP
また、『ALSOK』で取り扱いの商品のメーカーは以下の通りです。
詳しくはそれぞれのメーカーのHPも参照にしてみてくださいね。
※3番目に紹介せれている『オゾン脱臭装置AIR FIGHTER エアファイター』のメーカーはわかりませんでした。
・オゾン脱臭器『AIR BUSTER (エアバスター)』
・オゾン脱臭器『AIR CUBE エアキューブ』
・オゾン脱臭装置『オラくりんⅡ』とオゾン脱臭装置『オラくりんPRO』
笠原敬が『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』に出演
冒頭でもご紹介していますが、今回、笠原敬さんが『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』に出演します。
その放送内容は以下の通りです。
新型コロナウィルスとの闘いの最前線となった大学病院で何が起きていたのか?次々搬送されてくる患者たち…そこは戦場だった。未知のウィルスに立ち向かう人たちの記録
新型コロナウィルスとの闘いの最前線となった大学病院で、何が起きていたのか?次々に搬送されてくる患者たち…そこは戦場だった。「記録に残したい」という病院の意向もあり、ディレクターが2か月にわたって常駐し、小型カメラで撮影した。陣頭指揮を執っていたのは、感染症のスペシャリスト・笠原敬。日々摩耗していく現場にあって、笠原は常にひとつ先の景色を見ていた。未知のウィルスに立ち向かう医療従事者たちの記録。
出典:Yahoo!テレビG.ガイド
番宣からも新型コロナウイルスとその患者を助けるべく戦う医師を含む医療従事者の方達の緊迫した状況がわかりますね。
笠原敬さんは、後進の指導の際、必ず伝えていることがあるそうです。
それは
・病歴にこだわること
・他人の言うことを鵜呑みにせず、必ず自分で見聞きした情報で判断するくせを身に付けること
・電子カルテの操作時にコピー&ペーストを使用しないこと
ということ。
あってはならないことですが、電子カルテの文字などが間違っていたり、病歴や検査値も間違ったまま、コピー&ペーストで使い回されていることがあるそうです。
そういった間違いに気付くためにも、必ず自分で見聞きし、判断するように指導しているとのことです。
また、大学病院で働く人材として
感染症センターでまだやっていないことを提案して、自ら企画・実行できる人材が欲しい
とも語っています。
笠原敬さんが求めるような人材が集まってくれるといいですね。
引き続き、笠原敬さんらの研究に注目していきたいと思います。
では今回はこの辺で。
みなさん本日もご訪問いただきまして
ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。