次回9月29日(火)よる11時オンエアの「#7RULES ( #セブンルール)」は、映画の街・広島県尾道市で唯一の映画館「シネマ尾道」。地元住民だけでなく映画人からも愛される映画館を復活させた「シネマ尾道」支配人・河本清順 に密着📹!#青木崇高 #YOU #本谷有希子 #尾崎世界観 #長濱ねる#小野賢章 pic.twitter.com/NnTshsfmit
— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) September 22, 2020
河本清順さんが支配人を務める『シネマ尾道』。
映画好きの方なら“尾道=映画”と直ぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
実際、この尾道を舞台に小津安二郎監督の『東京物語』が1953年に、大林宣彦監督の三部作といわれる『転校生』が1982年、『時をかける少女』が1983年、そして『さびしんぼう』が1985年に制作されています。
そんな“映画の街、尾道”に唯一あった映画館が閉館に。
このことで、映画館を復活させようと尽力したのが今回の主人公の河本清順さんです。
映画館再建に動き出したのが20代の頃と言うのですから、驚きですね。
そして見事に『シネマ尾道』を復活させました。
そんな凄い女性、河本清順さんの経歴や学歴、『シネマ尾道』の再建についてご紹介いたします。
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河本清順の年齢やWIKIプロフィール
河本清順さんの年齢やWIKIプロフィールのご紹介です。
・名前 河本清順
・生年月日 1976年
・出身地 広島県尾道市
・職業 『シネマ尾道』支配人、『シネマ尾道』運営NPO代表、『尾道映画祭2019』ディレクター、『日プロ大賞』選考委員、『尾道観光協会』理事
河本清順さんの年齢は44歳(2020年現在)
実家は焼肉店を営んでいます。
ところで、河本清順さんの“清順(せいじゅん)”という名前ですが、筆者は、珍しいな?と思ったのですが、みなさんもそう思いませんでしたか?
そこで“清順”と命名された理由を調べて見ました。
すると
映画が好きだった祖父が、映画監督の鈴木清順から命名
と言うことでした。
鈴木清順とは?
映画監督で俳優。
2017年2月13日に93歳で亡くなっています。
本名は鈴木清太郎。
数多くの映画はもちろん、テレビドラマやCMも手がけており、『日活』の専属監督として活躍。
映画『殺し屋の烙印』は世界的に高い評価を得てます。
河本清順さんの祖父が好きだった映画監督の名前から取ったものだったんですね。
河本清順さんの祖父がどれだけ映画がお好きだったのかわるエピソードですが、女の子に男性の名前をつけるとは...
そんな映画好きだった祖父の影響で河本清順さんも映画好きとなったのですね。
河本清順の経歴や学歴
河本清順さんの学歴についてですが、尾道市内の高校を卒業。
その後、京都に引っ越し、服飾系の専門学校に通います。
この時も映画が好きなl泡もと清順さんは足繁く映画館に通いました。
そしてエミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』や小津安二郎監督の『東京物語』に感銘を受けることとなります。
また、河本清順さんの主な経歴ですが、専門学校を卒業すると、実家のある尾道に戻ります。
そこで、服飾関係の仕事や、実家の仕事に。
現在は、『シネマ尾道』の支配人であり、運営するNPO法人の代表。
その他、地元の経済紙などに映画のコラムを掲載したり、『エフエムおのみち』、『尾道ケーブルテレビ』に出演もされています。
河本清順とシネマ尾道について
河本清順さんが『シネマ尾道』の支配人となったきっかけや、『シネマ尾道』についてご紹介いたします。
河本清順がシネマ尾道の支配人のきっかけ
河本清順さんが『シネマ尾道』の支配人になるきっかけは、2001年に遡ります。
尾道市唯一の映画館『尾道松竹』(のちの『シネマ尾道』)が閉館してしまいます。
その事は、映画が好きだった河本清順さんはもちろん、映画館に慣れ親しんだ人達はとても寂しく思っていました。
まだ20代だった河本清順さんは同じく映画が好きな友人に
「映画の街なのに映画館がないのは寂しいよね。尾道に映画館、なんとか作れんかねぇ」
と相談。
やがて、河本清順さんは友人と尾道に映画館を復活させるべく、行動を起こします。
まず、ミニシアターに足を運び、営業するには何が必要かなど情報を収集。
その中に今回『シネマ尾道』を復活させるヒントとなる『深谷シネマ』が。
このシネマは、尾道市と変わらない人口であるにもかかわらず、営業し続けていました。
また、再建時には1,000万円の資金で実現。
このことをヒントに2004年9月23日任意団体『尾道に映画館をつくる会』を発足。
2006年10月27日にNPO法人に組織変更し、4年間で8,500人の動員、1回につき約500人の動員に。
現在の経営は黒字にということ。
シネマ尾道について
シネマ尾道は
“全ての人に対して、映画又は映画館運営に関する事業を行い、文化の振興とまちづくりに寄与することを目的とする”
このことをコンセプトに営業。
その為、映画の上映だけではなく、音楽会やトークイベント、講演会の開催、また、小学校の発表会の場としても利用されています。
『シネマ尾道』については、こちらの記事もどうぞ。
関連記事→河本清順|館長の『シネマ尾道』、場所や料金営業時間について
河本清順の『セブンルール』
河本清順さんの『セブンルール』はこちら。
1、予告編は5分まで
2、上映スケジュールは手渡しでお届け
3、冒頭5分で引き込まれなければ上映しない
4、毎日夫と乾杯する
5、映画人には尾道の美味しいものを食べてもらう
6、気合を入れる日は前髪をきる
7、くじけそうなときはゴダールのセリフを思い出す
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