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今回は2017年4月17日放送の『世界まる見え!テレビ特捜部』から、
“絶滅危惧種動物サイガ20万頭謎の大量死”にスポットを当てました。
絶滅危惧種の動物、サイガが20万頭も死んでしまうという事は、尋常ではない出来事です。
この大量死の原因が徐々にわかりつつあるようです。
それは“パスツレラ症”。
今回は、サイガとはどんな動物なのか?
大量死の原因とされる“パスツレラ症”の感染ルートや症状、予防策などについて
調べてみました。
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サイガとは?
サイガとは、どんな動物なのでしょうか?
“謎の大量死”を調査する前に見てみましょう。
出典:http://img-cdn.jg.jugem.jp
何ともかわいらしい顔の動物ですね。
このサイガは肩高が最大80cmという小型のウシ科サイガ属の哺乳類。
中央アジアの大草原で大きな群れを作っており、カザフスタンに全生息数の90%
が暮らしています。
またオスの数が少ないのですが、強いオスになると最高50頭ものメスとハーレム
を形成します。
このサイガですが、“IUCN”(国際自然保護連合)で“絶滅危惧種”、いわゆるレッドリス
トに載っているという大変貴重な動物です。
サイガは1990年代には生息数が100万頭を超えていましたが、密猟と、この
原因不明の病気の為に数を急激に減らし、2003年にはカザフスタンの生息数は
2万1000頭にまで激減してしまいました。
密猟されてしまう理由はサイガの角が漢方薬になったり、その肉がおいしいという
事があるそうです。
また、サイガは一度の出産に2頭の仔を産むという事で、この謎の病気の特定が出
来なくても、密猟を減らす事によって、個体数を増やす事が出来るとしています。
サイガに起こった事“謎の死”とは?
今回のサイガの大量死。
今回放送ではサイガが20万頭も死亡した事を放送します。
ですが、このサイガ、2015年に1ヶ月の間にカザフスタンに生息する
個体数の約40%にあたる約12万頭が死亡しています。
その事がどうして“謎の死”とされていたのか。
それは、原因がわからないという事。
ですが、このサイガ、2015年のような大量に死亡するという事は無いにしても
ある程度の大量死は珍しい事ではないそう。
また、これまでの大量死は、出産期に起こっています。
この時期になるとサイガのメスは、出産のピークとなる一週間弱に群れをなします。
その事から、この時期に何らかのウイルス性で致死力のあるものに集団感染し
た事により、大量に死亡するのではないか?という見解が出ました。
サイガ、大量死の原因が遂に判明?
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