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— 江戸切子の堀口切子 (@horiguchikiriko) January 18, 2020
三澤世奈さんは“江戸切子職人”。
切子といえば、とても綺麗で高級なガラス作品。
江戸切子の職人は、約100名。
三澤世奈さんのように若い女性が切子職人になっており、その割合は、全体の約15%ということ。
やはり、職人の世界ですし、重たいものを運ぶことも多く、女性にとってはなかな厳しい世界。
それでも“江戸切子”の魅力に惹かれ、職人の道を選んだ三澤世奈さん。
今回は『セブンルール』に出演ということ。
三澤世奈さんが江戸切子の職人を志したきっかけや経歴。
三澤世奈さんの作品や購入方法などご紹介いたします。
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三澤世奈の年齢やWIKIプロフィール
三澤世奈さんの年齢やWIKIプロフィールのご紹介です。
出典:https://webzine.kiriko.biz/talk/
※左は親方の堀口徹さん
三澤世奈さんはこんな人
・名前 三澤世奈
・生年月日 1989年
・出身地 群馬県
三澤世奈さんの年齢は31歳(2020年現在)
三澤世奈さんは、工作が好きな子供でした。
中高生の頃には友達に“デコ電”や“ネイルチップ”を作ってあげていたとか。
もちろん友達に喜ばれました。
この時
喜んでもらえて嬉しかったので、自分の好きなことで喜ばれる仕事をしょう」
と、心に決めたと言います。
やがて、江戸切子と運命的な出会いをし、職人の道を進むこととなります。
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三澤世奈の学歴や経歴
三澤世奈さんの学歴や経歴について。
最終学歴は『明治大学』商学部。 主な経歴についてですが、大学を卒業すると、ネイル関連の会社に就職。
その後、2014年に『掘口切子』へ。
本当は、大学生時代に親方である堀口徹さんの作品に感銘を受け、弟子入りを志願していました。
ですが、当時の堀口徹さんは、まだ弟子をとるという余裕がなかったと言います。
このことで、タイミングが合わず、弟子入りは叶いませんでした。
そして、ネイル関連の会社へ就職。
江戸切子とは関係のない会社へ就職するも、どうしても諦めることができなかった三澤世奈さん。
初めて弟子志願してから3年経ったある日、『堀口切子』のHPを見てみると、求人情報が。
三澤世奈さんは迷わず応募。 堀口徹さんは、三澤世奈さんのことを覚えており、弟子入りを断ってから3年経っても、弟子になりたいという熱意に感動したと言います。
そして三澤世奈さん念願叶って、堀口徹さんの一番弟子として『堀口切子』で江戸切子の職人の道を歩むこととなりました。
江戸切子について
早速ですが、江戸切子の作成工程のSNSがありましたのでご覧ください。
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— 江戸切子の堀口切子 (@horiguchikiriko) May 6, 2020
三澤世奈さんについてご紹介してきましたが、ところでみなさんは江戸切子はどのようなものなのか、ご存知でしょうか。
そこで調べてみるとに。
すると以下のような説明がありました。
わが国での製作は天保5年(1834年)に、江戸大伝馬町のビードロ屋加賀屋久兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻したのが初めてと伝えられています。明治6年(1873年)、品川興業社硝子製造所(現在の品川区北品川4丁目)が開設され、明治14年には切子(カット)指導者として英国人エマニエル・ホープトマン氏を招き、十数名の日本人がその指導を受け、現代に伝わる江戸切子の伝統的ガラス工芸技法が確立されました。
引用:江戸切子協同組合HPより抜粋
“江戸切子”という和名なので、工程の全てが日本由来なのかと思っていましたが、カットの技術はイギリスの職人から伝わったものなのですね。
切子は“江戸切子”の他に有名な“薩摩切子”があると言います。
どちらもカットグラス(切子)技法ということですが、どのような違いがあるのでしょう。
それぞれを見てみると・・・
「江戸切子」 天保5年(1834)江戸で始まる。途絶えず現在に続いております。素材は透明なガラスと色を薄く被せたも色被(いろきせ)ガラス。カットは深く鮮明で正確であり仕上がりがはっきりとして華やかである。
「薩摩切子」 幕末に薩摩藩で始まり、明治初めには途絶えてしまいました。現在は昭和後期に始まった復刻復元生産によるものです。主に色被ガラスを用いたカットガラス。厚い素材に切子をしており、色被せガラスへの加工部分が「ぼかし」と呼ばれるグラデーションの仕上がりとなる。
引用:江戸切子協同組合HPより抜粋
このような違いがあるということです。
また、あの鮮やかな色合いをどのように表現しているのか。
とても興味のあることなのですが、色付けについては・・・
表面の色は、色被せ(いろぎせ)といって色を成形時に付けて頂いています。 二重構造になっていて、外側は厚みの薄い色ガラス、内側に透明などの厚みのあるガラスとなっています。このため後から塗っている物ではありません。ガラスの色は、ルリはコバルト・濃い赤は銅・明るい赤は金など溶かしている金属に由来します。
引用:江戸切子協同組合HPより抜粋
色を付けているのではなく、あんなに薄いガラスを二重構造にして、色を表現していたんですね。
これぞ職人技ですね。
切子の歴史は長い上に、高度な技術を要するため、奥が深いですね。
もっと詳しく“江戸切子”について知りたい方は、『江戸切子協同組合』の HPをご覧くださいね。
江戸切子についてもっと詳しく→『江戸切子協同組合』HP
三澤世奈の江戸切子 SENA MISAWA 作品について
三澤世奈さんの江戸切子ブランド『SENA MISAWA』の作品についてご紹介いたしましょう。
三澤世奈さんは、2019年7月に、自身のブランド『SENA MISAWA』設立。
作品のコンセプトは
ブランド設立のきっかけは、切子職人の展覧会に作品を出品した時にありました。
三澤世奈さんは自分が純粋にやりたいことを表現。
その作品の特徴は
でした。
当時、このような作品にまだ自信が持てなかった三澤世奈さん。
そんな時、作品を見た親方の堀口徹さんは、「面白い」と評価。 このままの作風で作品を作ることを進められたことで、自信が持てたと言います。
そして『SENA MISAWA』ブランドが誕生しました。
三澤世奈さんの作品はあの“ミシュランガイド”に掲載されている日本料理店でも使われていると言います。
三澤世奈|江戸切子職人 作品の購入は『堀口切子』HPで
三澤世奈さんの作品の購入は『堀口切子』HPから可能です。
こちらでは、少し三澤世奈さんの作品をご紹介させていただきます。
いかがでしたでしょうか。
切子は決してお安くはありませんが、欲しくなりますよね。
HPで三澤世奈さんの作品を見てみると、1万円少しで購入できる素敵なグラスもありましたので、ぜひHPで作品をご覧いただいて、購入して見てくださいね。
三澤世奈さんの作品の購入や紹介はこちら→『堀口切子』HP
三澤世奈|江戸切子職人の『セブンルール』
三澤世奈さんの『セブンルール』はこちら。
1、掘りながらデザインを決める
2、親方の言葉はノートにまとめる
3、施策の写真は1000枚撮る
4、家ではずっとラジオを聴く
5、週に1度ガラスを吹く
6、ネイルは切子の合わせる
7、江戸切子に手書きの手紙を添える
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