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中野正貴さんは写真家。
独自の視点で東京の街を撮り続けています。
時には華やかに、時には哀愁に満ちた姿など様々な表情を見せる東京。
そんな東京を取り続ける中野正貴さんの経歴や作品、使用のカメラなどご紹介いたします。
中野正貴の年齢やWIKIプロフィール
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中野正貴さんの年齢やWIKIプロフィールをご紹介いたしましょう。
中野正貴さんはこんな人
・名前 中野正貴
・生年月日 1955年8月2日
・出身地 福岡県
・職業 写真家
・所属事務所
中野正貴さんの年齢は65歳(2020年現在)
新丸子で1歳まで過ごし、1956年から東京の代官山で過ごしますが、その後は、東京を転々とします。
中野正貴の経歴や学歴
中野正貴さんの最終学歴は大学で、『武蔵野美術大学』造形学部視覚伝達デザイン科へ。
現在は写真家ですが、大学を卒業後はデザイナーにと考えていたことも。
中野正貴さんの経歴ですが、大学を卒業すると写真家の秋元茂さんの元でアシスタントに。
その後はチーフになったのですが、どうしても
自分で写真を撮りたい
という強い思いから、1980年、わずか9ヶ月でアシスタントを辞め、雑誌や広告撮影を中心としたフリーランスのフォトグラファーとして独立します。
その後、2001年、写真集「TOKYO NOBODY」で『日本写真協会賞』新人賞を受賞、2005年には写真集「東京窓景」で『第30回木村伊兵衛写真賞』を受賞しています。
中野正貴が写真家になったきっかけ
中野正貴さんは、今ではとても著名な写真家ですが、初めの頃は、カメラに興味がなかったと言います。
むしろグラフィックデザイナーになろうと思っていたとか。
そんな中野正貴さんが写真家を目指す一番のきっかけとなったのは、横尾忠則さんの広告を見たこと。
「こんな面白いものが作れるんだ!」
この広告に出会い、写真に興味が沸くこととなります。
しかし、当時は大学の先生がスパルタな上に、なかなか作品を認めてくれず、悔しい思いをしていた時期でした。
そんなこともあり、カメラの授業が嫌いで、サボっていたと言います。
しかしながら、デザイナーになるにしてもカメラの授業が必須。
なかなか作品を認めてくれない悔しさから、やれるべき事は全てやりきって見ました。
すると、その時の作品を見た先生が
「これすごくいい!」
と褒めてくれたのです。
この事でカメラが面白くなったと言います。
今まで認めてくれなかった人が認めてくれた時って、本当に嬉しいですし、自信に繋がりますよね。
中野正貴が使用カメラ
中野正貴さんが使用のカメラが気になる方もおいのではないでしょうか?
何でもとても大きなカメラなのだそうですね。
早速どんなカメラなのか調べてみると・・・
『TOKYO NOBODY』の撮影で使用していたカメラ
8X10カメラは日本のタチハラというメーカーのもので、ディアドルフとかの海外のメーカーカメラに比べて安い値段で購入でき、なおかつ性能的には同等の撮影が可能なものです。 pic.twitter.com/BLWjwF0Hon
— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 18, 2019
タチハラの8×10カメラ。
某委託販売を見てみると価格は200,000円となっていました。
<ついに開幕しました!>
本日より中野正貴写真展「東京」が東京都写真美術館でスタートしました!
そして先日お知らせしました写真展紹介映像の本編公開も始まりました。
こちらでは冒頭の1分までを紹介します。
続きは写真展会場・youtubeチャンネルでぜひご覧くださいませ。 pic.twitter.com/iYou48XwVx— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) November 23, 2019
動画で見ると、改めてカメラが大きいことがわかりますね。
『東京窓景』の撮影
東京は日々変化しているが自分の部屋は個人的なものなので各自のこだわりが反映された空間になっている。
窓の外の世界と自分の世界がせめぎ合う風景が窓景ということになるのだが、
撮影に用いたのはパースを補正できる4x5カメラです。 pic.twitter.com/RdL97FOQgQ— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 19, 2019
こちらは少し小さめのカメラですね。
レトロな感じのカメラで素敵です。
中野正貴の作品
では、中野正貴さんの作品をご紹介いたしましょう。
主な作品
・2000『TOKYO NOBODY』
・同年 『CUBA Dia Y Nocheキューバ 昼と夜』
・2002年 『SHADOWS』
・2004年 『東京窓景』
・2005年 『TOKYO BLACKOUT』
・2007年 『MY LOST AMERICA』
・2008年 『TOKYO FLOAT』
・2013年 『アジアンラプソディ』
この中の代表作に『東京三部作』と呼ばれるものがあります。
それは
・誰もいない東京の姿を写した「TOKYO NOBODY」
・ビルや民家の窓から東京を垣間見た「東京窓景」
・川を漂い水上を浮遊する都市像を捉えた「TOKYO FLOAT」
というもの。
この作品をTwitterよりご紹介いたします。
「東京窓景」
『東京窓景』
-Tokyo Windows-ビルや⺠家の窓から
垣間⾒たシュールな街#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano pic.twitter.com/OUCbXl5ECq— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) August 22, 2019
「TOKYO NOBODY」
『TOKYO NOBODY』
誰もいない東京の姿#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano pic.twitter.com/s9vsgqpGDH— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) August 29, 2019
このテーマの作品は、人通りの少ない1月や大型連休のある5月などに集中して撮影。
完成までに10年もかかったと言います。
「TOKYO FLOAT」
『TOKYO FLOAT』
川を漂い水上を浮遊する都市像#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano #写真展東京 #写真集東京 pic.twitter.com/PyHhPerYJZ— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 5, 2019
どの写真もどことなく懐かしさを感じますね。
この他、作品を数点ご紹介いたします。
#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano #写真展東京 #写真集東京 pic.twitter.com/I5rTBtVOIM
— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 12, 2019
中野正貴 1996年撮影の銀座。
この街に誰もいないなんて。。。
2枚目は2019年9月14日にスタッフが
同じシチュエーションで撮影をしたもの📷
東京の名所に人がいない、
そんなこと令和のこの時代にあり得るのでしょうか。#NOBODY#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano pic.twitter.com/OLQaBw5r6G— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 17, 2019
昨日のカメラのその先を・・・
スカイツリーを一望する高層マンションから、
展示のために撮り下ろされた新作です。
一足先にお見せします。#tokyo #東京 #誰も知らない都市の断面#中野正貴 #masatakanakano #写真展東京 #写真集東京 #スカイツリー pic.twitter.com/16pPMd3ute— 中野正貴写真展「東京」 (@tokyophotoex) September 26, 2019
最近、中野正貴さんの写真展があったのですが、残念ながら1月で終了してしまっています。
ですが、中野正貴さんの作品は写真集でも見ることができますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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