二村知子(ふたむらともこ)さんは書店『隆祥館書店(りゅうしょうかん)』の店主です。
とても綺麗な方ですね。
二村知子さんは、元シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)の選手で、日本代表として活躍の経験もあります。
また、あの井村雅代コーチの指導を受けたとか。
『隆祥館書店』はオフィスビルの1階にあり大きさは僅か13坪。
開業当時は、サラリーマンが帰宅する時間に合わせ、深夜0時まで営業。
しかしながら現在(2020年8月時点)の営業は平日22時までに。
現代では、インターネットで書籍が買えますし、電子書籍を選ぶ人も増えてきて、特に町の小さな本屋さんは大変な状況。
そんな中、二村知子さんは作家を招いて交流会を開催したり、お客様一人一人に応じた書籍を選んで販売など、様々なアイデアを駆使し、人気を得ています。
今回は『セブンルール』に二村知子さんが出演ということで、経歴やプロフィールをご紹介したいたします。
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二村知子|隆祥館書店の年齢やWIKIプロフィール
出典:産経ニュース
二村知子さんの年齢やWIKIプロフィールのご紹介です。
・名前 二村知子(ふたむらともこ)
・生年月日 1960年
・出身地 大阪府南区(現:中央区)
・職業 『隆祥館書店』店主、取締役兼営業本部長
・その他 『大阪府書店商業組合の経営活性化・書店環境改善委員会』委員長
二村知子さんの年齢は60歳(2020年)
家族は、両親と妹と弟の5人家族。
冒頭でもご紹介しましたが、元シンクロナイズドスイミングの日本代表選手。
小学校2年生から『浜清水連学校』通い、シンクロナイズドスイミングを始めます。
やがて日本代表として活躍。
現役を引退してからは、子育てをしながらシンクロナイズドスイミングのコーチとして活動していました。
二村知子の経歴はシンクロナイズドスイミング日本代表が凄い!
出典:Yahoo!ニュース
※前列右から二番目が二村知子さんです(『環太平洋パンパシフィック大会』名古屋大会)
出典:『セブンルール』
二村知子さんの経歴ですが、冒頭でもご紹介の通り、元シンクロナイズドスイミングの日本代表でした。
上記の画像で2枚目では、右から二番目が二村知子さんでしょうか?
今現在はお綺麗ですが、現役時代は美女というよりもかわいいという印象ですね。
小学2年生の頃から始め、13歳から井村雅代コーチのもとでシンクロナイズドスイミングに励みます。
そして1977年の『全日本選手権シンクロ大会』に出場し、チーム競技で1位に。
『環太平洋パンパシフィック大会』では連続世界3位に輝きます。
皆さんもご存知のことと思いますが、井村雅代監督はとても厳しいことで有名。
二村知子さんは練習がきつすぎて
「できません。もう私は限界です」
と井村雅代コーチに申し出るも
「あなたの限界は私が決める」
と、突っぱねられたと言います。
この時の辛い経験と、どんな状況でも諦めないという精神力が、苦境に立たされた書店を好転させるというアイデアを生むこととなったのでしょう。
シンクロナイズドスイミングの現役だったころ、とても怖かったという井村雅代さんですが
リオデジャネイロオリンピック
シンクロナイズドスイミング『銅メダルを祝う会』が、リーガロイヤルホテルでありました。
井村雅代先生から、音楽と、水着についての話を聞かせていただきました。
水着のどの部分に、どんな色をもってくると、日本人https://t.co/CDECeOQ1vI pic.twitter.com/CTHuuVAFbV— 二村知子 隆祥館書店 (@ryushokanbook) November 3, 2016
2016年に再会した際には、このように穏やかな表情で二村知子さんと写真に写っていました。
どんなに厳しくても二村知子さんは井村雅代さんのことが好きだったということがよくわかる1枚ですね。
現在でも良い関係が続いていることでしょう。
二村知子は『隆祥館書店』の店主はなぜ?
二村知子さんが店主の『隆祥館書店』は昭和27年(1952年)に父・善明さんと母・尚子さんが開業。
1995年入社。
ですが、元から家業を継ぐという気持ちはなかったと言います。
二村知子さんが『隆祥館書店』に入社を決めたことには理由がありました。
それは、
書籍が時代と共に徐々に紙媒体から電子書籍へ
このことで、書籍の販売が低迷。
さらに
Amazonなどの通販で書籍の購入
益々、お客様は本屋さんへ出向かなくなり、このことで、『隆祥館書店』に限らず、実店舗の本屋さんの経営が厳しくなってきたのです。
その状況を目の当たりにし、二村知子さんは、
両親の手助けがしたい
と考え、『隆祥館書店』へ入社することに。
やがて、2015年2月に79歳で父・善明さんが亡くなります。
父親が亡き後は、店主としてはもちろん、取締役兼営業本部長に就き、現在に至ります。
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二村知子が『隆祥館書店』で作家のトークイベントを開催
二村知子さんは、『隆祥館書店』へお客様が足を運んでもらえるよう、色々と考えます。
そんなある日、お客様から
実際に作家の方の話が聞きたい
という言葉を聞きます。
そこで2011年より、実際に作家の方を招き、『作家と読者の集い』というトークイベントを開催。
トークイベントでは、テレビや雑誌には書かれていない、作家の生の声を聞くことができるということで、好評を博します。
2019年11月時点で実に250回を重ね、毎回50人から多い時で150人ものお客様が足を運びました。
2016年からは『ママと赤ちゃんのための集いの場』を毎月開くという企画も開催。
また、有料でお客様一人ひとりにあった書籍を選びおすすめするという企画も始め、それぞれ順調ということで良かったですね。
二村知子|隆祥館書店の『セブンルール』オンエア後の追記
二村知子さんが出演の『セブンルール』から、ご紹介していなかった内容を少し追記いたします。
二村知子は離婚し、シングルマザー
二村知子さんは、離婚されてシングルマザーでした。
一人娘、真弓さんが8歳の時に離婚されています。
そして現在は、真弓さんは念願の臨床心理士を取得。
『隆祥館書店』の企画の一つ『ママと赤ちゃんのための集い場』で二村知子さんをサポートしています。
二村知子は過去に病気
二村知子さんの自宅は、書店がある自社ビルの上にあります。
朝8時過ぎには、店舗へ。
そして必ず午後7時になると一旦帰宅し、夕食を摂り、店舗へ戻るという規則正しい生活を心掛けています。
実は、二村知子さんは2年前に心臓にカテーテルを入れる手術を。
このことで、規則正しい生活を送るようになりました。
また、真弓さんから、
(二村知子さんが)倒れてしまったら、書店を守ることは誰もできない
と言われたことも生活を改めるきっかけに。
いずれは、真弓さんが後を継ぐこととなるのでしょうけれど、やはり、二村知子さんが居るから、良い本を勧めてくれるから、そういう理由で書店を訪れるお客様がほとんどでしょう。
それを考えると、二村知子さんには元気でいてほしいですよね。
二村知子がシンクロナイズドスイミング を指導
二村知子さんは、毎週火曜日に『東急スポーツオアシス』森ノ宮キューズモールで、30代から60代の方を対象にシンクロナイズドスイミングを教えているということ。
早速、受講料を調べようと、『東急スポーツオアシス』森ノ宮キューズモールのスケジュールを調べてみると、どこにも見当たりませんでした。
2020年9月現在、新型コロナウイルス感染が終息していないので、レッスンはちょっとお休みなのかも。
また、通常、この施設は毎週火曜日が休館日なので、本当に特別に行なっているレッスンなのでしょう。
ご興味のある方は、直接『隆祥館書店』で二村知子さんに聞いてみも良いかも知れませんね。
・住所
〒540-0003
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1−70 もりのみやキューズモールBASE内
・TEL
06−6944−0109
・営業時間
平日:9:00〜24:00
土曜:9:00〜22:00
日・祝:9:00〜20:00
『東急スポーツオアシス』森ノ宮キューズモールHPはこちら→https://www.sportsoasis.co.jp/sh18/
二村知子|隆祥館書店の『セブンルール』
二村知子さんの『セブンルール』がこちら。
1、来店したお客さんには必ず声をかける
2、本の肝は付箋にメモする
3、人を傷つける本は置かない
4、毎週火曜ぎはシンクロナイズドスイミングを教える
5、子どもは「井村イズム」で育てる
6、夜7時から8時は家で夕ごはんを食べる
7、街の本屋であり続ける
セブンルールに隆祥館書店|二村知子 年齢や経歴、シンクロ日本代表(画像)が凄い!の編集後記
二村知子さんは『隆祥館書店』で働く上で、まず愛好してくれているお客様の顔や名前、そして本の好みを覚えました。
その数は約1,000人にも登ります。
新刊が出ると必ず、お客様の好みに応じてご案内するのだそう。
そして、書店には必ずしも書籍を購入の為だけに訪れるお客様だけではなく、ただ単に二村知子さんの顔を見にきたとか、話をしにきただけという方もいるのですが、決して嫌な顔はせずに、お話を聞くと言います。
そんなお客様に対しての心遣い、そして優しさが『隆祥館書店』のファンを増やし、お客様が足を運ぶのでしょうね。
二村智子さんは『隆祥館書店』をどんな風にしていきたいかという問いに
「あそこにいったら元気になれる。そういう本屋になりたいな、と思うんです」
と語っておられました。
筆者は電子書籍よりも紙媒体の方が好きなので、『隆祥館書店』に限らず、町の本屋さんにはこれからも頑張って欲しいと思います。
では今回はこの辺で。
みなさん本日もご訪問懐きまして
ありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。
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