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ワン・オドの経歴は?家族やプロフィール(wiki)、タトゥーが気になる!【クレイジージャーニー 】

ワン・オドさんは、106歳にして現役のタトゥーアーティスト

 

フィリピン政府より、人間国宝の称号が贈られた素晴らしい方です。

 

また、2023年のファッション誌「ヴォーグ・フィリピン」で

フィリピン精神の強さと美しさの象徴

という事で表紙を飾っています。

 

又、100歳を越えた女性が表紙を飾ることは、史上初めてのことです。

そして、国から“人間国宝”の称号を与えられました。

 

動画でワン・オドさんを見る限り、とても100歳を越えているようには思えません。

 

ワン・オドさんの住むところは、電気やガスが整備されているところではありません。

よって、タトゥーは手彫り。

 

現代では、タトゥーを掘るために専用のマシンを使用する事が当たり前の時代。

 

このような事から

チェック!

・ワン・オドさんの経歴は?誰にタトゥーを学んだのか?

・ワン・オドさんの家族はどんな人?

・ワン・オドさんはどうやってタトゥーを掘るの?

以上のことを中心にご紹介していきます。

ワン・オドの経歴

ワン・オドさんの経歴を見てみましょう。

ワン・オドさんの16歳の頃に“ハンドタッピングタトゥー”という手彫り(バトック(batok))を習得する為、父親に弟子入りします。

また、10歳の頃にはタトゥーを彫っていたという情報もありました。

 

2018年頃から外国人にカリンガ族のタトゥーが注目され、コロナ禍以前は、1日に400人以上の旅行者が村を訪れていたと言います。

現在もタトゥーを希望する人には、タトゥーを彫っています。

 

そして、国から人間国宝の称号を授与されました。

 

ワン・オドの家族やプロフィール(wiki)

ワン・オドさんの家族やプロフィールの紹介です。

・生年月日 1918年 

・出身地 カリンガ州ティンガラヤン地区

・所属部族 Butbut

ワン・オドさんは、フィリピンのルソン島北部のカリンガ州に位置するブスラカンの小さな山村に住んでいるカリンガ族です。

首都マニラからですと、車で片道15時間もかかります。

 

家族構成ですが、兄弟がいるようです。

 

ワン・オドさんは、結婚をしていましたが、25歳の時に死別したといいます。

また、ご主人との間に子供は無く、再婚もしていません。

ワン・オドはタトゥーの彫り方やデザインは?

ワン・オドさんの技法“バトック(batok)”は、千年以上前から行われています。

 

この技法に必要なものは...

・竹の棒

・ブンタンやカラマンシーと呼ばれる柑橘類の木のトゲ

・水

・石灰

これらを用います。

 

竹の棒に柑橘類の木のトゲを付け、木炭と水を混ぜたインクで手彫りしていきます。

その彫られていく模様は“幾何学模様のような線の組み合わせの民族的なデザイン”。

 

これらは、

強さ・勇気・美しさを意味する、カリンガ族のシンボル

という事。

 

実際に彫っているところは、冒頭の動画、又は、下の動画でご覧ください。

ワン・オドさんは、この伝統的なカリンガタトゥーの最後の彫師と言われています。

それ故にワン・オドさんが生きているうちにタトゥーを彫ってもらう為、国内外問わず、多くの人々が訪れています。

 

また、ワン・オドさんがカリンガタトゥーの最後の彫師と言われる理由は

バトックは、子孫にしか受け継がす事ができない

この為です。

 

先程ご紹介したように、ワン・オドさんには子供がいないので、継がす事ができないのです。

 

ですが、現在、姪の娘、グレース・パリカスさんも同じ道を進んでおり、約90人の弟子がいるのですが、どうにかして、この伝統的な技術を残そうとしています。

 

また、カリンガ最後の彫師と言われている為、ワン・オドさんが生きているうちにタトゥーを彫ってもらう為、国内外問わず、多くの人々が訪れています。

まとめ

アド・ワン・オドさんは

「目が見える限りはタトゥーを掘り続ける。

視野がぼやけてきたらやめる」

と、おっしゃっています。

 

ということは、現在でも視力は衰えていないということですよね。

筆者は、極度の近視で、裸眼では全くと言っていいほど見えないので、羨ましい限りです。

 

これからもアド・ワン・オドさんには、元気で素晴らしいタトゥーを彫っていただきたいですね。

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