みなさんは山中伸弥さんをご存知ですよね?
山中伸弥さんと言えば“iPS細胞”の発見でノーベル賞を受賞された方ですね。
この時は日本人がノーベル賞受賞という事で世間を賑わせましたね。
その山中伸弥さんが今回、『カンブリア宮殿』に引き続き、『プロフェッショナル』に出演。
現在は、がん治療や筋肉の難病“キンジストロフィー”の治療に役立つ研究をされています。
『カンブリア宮殿』では山中伸弥さんの“iPS医療の最先端”について紹介されていました。
そこで中山伸弥さんの年齢などをwiki風プロフィールや収入(年収)、経歴、妻(家族)について調べてみました。
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山中伸弥のプロフィール(年齢/大学など)
山中伸弥さんはの年齢は1962年9月4日生まれで58歳(2020年現在)。
出身は大阪府枚岡市(現:東大阪市)出身でいらっしゃいます。
ご家族はご両親とお姉様がおられます。
お父様はミシンを作る町工場を経営されていました。
趣味はマラソン、音楽鑑賞、ギター、ベース、読書、ゲーム。
音楽もされるんですね。
ゲームが趣味というのは意外でした。
中学は中高一貫制の“大阪教育大学附属天王寺中学校”。
高校はもちろん“大阪教育大学教育学部附属高校”へ。
大学は“工場大学”医学部、“大阪市立大学大学院”医学研究科で学ばれました。
学生時代はバンドを組んでいたり、柔道やラグビー、柔道もこなす等、スポーツマンの一面も。
現在は趣味でマラソンをされています。
お昼休みにマラソンをしていて、週に50kmを走る事を課しているとか。
その後、奥さん手作りのお弁当を食べて、お弁当箱を洗うということも日課だそう。
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山中伸弥の経歴
山中伸弥さんの主な経歴は以下の通りです。
●“国立大阪病院”整形外科で臨床研修医として勤務
●1989年 “国立大阪病院”を退職
●“大阪市立大学大学院”へ入学
●大学院修了後、アメリサンフランンシスコ“グラッドストーン研究所”へ留学
●“奈良先端科学技術大学院大学”へ
●“京都大学”へ
現在は“京都大学”iPS細胞研究所所長・教授を務めておられます。
山中伸弥さんは経歴からもおわかりのように初め“整形外科医”を目差します。
大学を卒業後は“国立大阪病院整形外科”で臨床研修医として勤務。
ですが、肝心な手術が苦手。
その為、手術に時間が掛かり、いつの間にか“ジャマ中”というあだ名がついてしまいます。
この事で憂鬱な日々を過ごします。
ですが実験に対しては前向きだった山中伸弥さん。
いつしか“研究者”を目差すようになります。
そして“大阪市立大学大学院”で研究の基本を学びます。
“グラッドストーン研究所”ではマウスのES細胞(胚性幹細胞)の研究を行います。
その後、あるきっかけで帰国。
帰国後もマウスで研究を続けていましたが、周囲と折り合いが悪くなり、半ば“うつ状態”になってしまいました。
その事で、“奈良先端科学技術大学院大学”へ。
そして遂に“iPS細胞”の開発に成功しますした。
2004年には“京都大学”へ。現在に至ります。
こうして見てみると、山中伸弥さんは研究で苦労もたしかにあったと思いますが、人間関係でも大変苦労されていたのですね。
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山中伸弥の妻(家族)は?
山中伸弥さんの妻や自身のご家族はどのような方なのでしょうか?
山中伸弥さん奥様のお名前は知佳さん。
中学生の頃に出会ったそうですから、同級生。
妻の知佳さんのお父様は大阪市内で個人病院を開業されていました。
また、英語が堪能で英語クラブの部長も。
その為“全国英語弁論大会”に大阪代表で出場されたという才女。
1987年、山中伸弥さんは大学卒業後の研修医時代に知佳さんとご結婚されました。
妻の知佳さんは“関西医科大学”へ進みその後、皮膚科医に。
現在は、“大阪回生病院”の勤務を経て、大阪市内の“ウヤマ・イマムラ医院”で勤務されているという噂です。
この病院、知佳さん旧姓の“今村”という名前がついているので、お父様の病院では?という噂もあります。
そして山中伸弥さんと知佳さんの間には2人のお嬢様が居られます。
お嬢様のお2人共に妻の知佳さんの母校である“関西医科大学”へ進まれたという噂があります。
ご家族全員が医大とは凄過ぎるご家族ですね。
山中伸弥の収入(年収)は?
山中伸弥さんのような研究者の収入(年収)はどの位なのか気になりますよね?
そこで調べてみました。
驚いた事に、山中伸弥さんが携わっておられる“iPS細胞研究所”は正社員が1割、残りの9割は有期雇用なのだそうです。
とても不安定な職業なのですね。
山中伸弥さんはこの状況をどうにかしたいとお考えのようです。
今回、ダイレクトに“京都大学”iPS細胞研究所”の研究者の収入(年収)を調べてみましたが、ありませんでしたね(苦笑)
代わりに一般的な“博士研究員”の収入(年収)はわかりました。
30歳未満で平均年収が300万〜400万円未満。
最も多いのは平均年収が400万〜500万円なのだとか。
それも3割程しかおられないとの事。
また常勤の人と変わりはないようですが、各種保険や福利厚生が適用されない事が多いそうです。
月収に換算すると1ヶ月25万〜30万円が平均なのかも知れませんね。
過酷な割に収入が低いような気がします。
もちろん山中伸弥さんの収入はこれよりも多いはずですね。
ある求人では年収400万円〜800万円で求人が出ていたので、山中伸弥さんは軽く年収1000万円は超えているのではないでしょうか?
山中伸弥(iPS細胞)のプロフィールや収入や経歴のまとめ
山中伸弥さんのご両親は全く医学界とは関係の何方だという事に驚きました。
又、山中伸弥さんの妻の知佳さんや2人のお嬢様も医師であり、医大へ進まれている事にも驚きでしたね。
今回の『カンブリア宮殿』ではiPS細胞の最新医療が紹介されるそうです。
どのような内容なのか、注目したいと思います。
では今回はこの辺で。
みなさん本日もご訪問頂きましてありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。
【追記】
『プロフェッショナル』(2017年9月11日放送)に出演内容!新たな物質“NAT1”とは?
現在、山中伸弥さんは新たな物質について研究されています。
その物質は“NAT1(ナットワン)”。
生命に大切なタンパク質を生み出しているのではないかと注目しています。
またこの発見が、将来の医療に何らかの役に立つものではないかと、研究を始めています。
そのNAT1にある物質aが関わっており、タンパク質を作るのでは?という仮説をたてた中山伸弥さん。
ですが、研究してもその物質aがあらわれない。
更に多くのデータをとったり、別の角度から見てみることに。
この研究に協力してもらうべく、サンフランシスコの研究所へ。
そこにはタンパク質の研究のプロフェッショナル、ネバン・クローガン氏が。
そして専門家のダニエルさん紹介してもらいます。
そのダニエルさんは、中山伸弥さんよりも若い人物でしたが、どんな人物であれ
紳士な姿勢で接する、というのが中山伸弥さん。
本当に、素敵な方ですね。
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中山伸弥の研究への姿勢やNAT1の研究は?
中山伸弥さんは、研究者一人一人の小さな一歩が成功の鍵と考えています。
小さな鎖のようなものを繋げて行く事が大切であると。
どんな小さなことでも少しでも可能性があれば、調べるそうです。
そして今回、新たに研究対象となった“NAT1”。
一ヶ月後、日本では“NAT1”に何らか関係があると思われる物質が僅かに見つかります。
そして“NAT1”に気になるデータが。
ある物質が無くなる事で生じるのではということ。
そんな予想外のものに食らいつくのが山中伸弥さんの研究。
自分の研究結果に食らいつき、日々忍耐の連続。その先に光があると考えています。
その結果が正しく“万能細胞ips細胞”でした。
この発見には6年も研究に費やしています。
今回の『プロフェッショナル』のオンエアではNAT1が遺伝子Xの働きをコントロールしていたということと、物質aはNAT1に影響を与えていなかった、ということがわかりました。
ですが、まだ研究は始まったばかり。
これから先、どのような結果がでるのか、未知の世界ということですね。
山中伸弥にとっての『プロフェショナル』とは?
山中信弥さんは番組の最後にこう語っておられました。
『プロフェッショナル』とは?
“自分が何もわかっていないということをわかっていること。
それを乗り越えることがプロだと思っています”
答えのわからない未知なことを研究するということは並大抵の努力では報われないということですね。
山中伸弥さんのデスクには最近亡くなったお母様と写った写真が飾られています。
そして、愛用の椅子はお父様が生前使用していたもの。
ご両親が見守ってくれているように感じるそうです。
中山伸弥さんが今回新たに取り組んだNAT1。
この先、どのようなことがわかるのか楽しみですね。
では今回はこの辺で。
本日もご訪問いただきましてありがとうございました。
またのご訪問をお待ちしております。