今回の【世界の何だコレ!?ミステリー】では
日本で起こった恐ろしい“奇病”について追跡。
現在はその“奇病”は無くなっているようですが、
その内容がとても恐ろしいものとなっています。
こういった“奇病”の話題は海外が多いと思うのですが
まさかこの日本でもこのような恐ろしい“奇病”が発生
していたとは・・・
今回はそんな恐ろしい“奇病”について調べてみました。
山梨の奇病/地方病が発生した状況は?
その“奇病/地方病”は山梨県甲府盆地周辺で起きます。
不思議な事に高地に住む人々には発症せず、盆地に住む人々にだけ
発症したのです。
また、問題の周辺に住む人々の
感染率が55%、死亡率は100%と
いうもので、大人はもちろん子供も突然
発症するという恐ろしい病気。
はっきりとした原因が分からず、死者は
増える一方でした。
山梨の奇病/地方病とはどのようなものだったのか?
この“奇病/地方病”にかかると、どのようになったのでしょうか?
●農作業や水浴びにより、皮膚がかぶれたように赤くなる。
●高熱、下痢が続く。中には回復する者もいる。
●高熱後、腹部が異常に膨れる。
わかっている症状はこのような事でした。
この事からこの地域に住む人々は
「水の中に入って皮膚がかぶれれば、助からない」
言われていたそうです。
山梨の奇病/地方病撲滅に向け調査が始まる
一向に治まらないこの“奇病/地方病”。
1881年、村の役人であった田中武平太さんは山梨県令へ
「ある特定の地域にのみ、延々と病による死亡者が出続けている。
何が悪いのか、水か、土か、体かわからない。
この苦しみにはもう絶えられない・・・」
と、この“奇病/地方病”撲滅の為、力を貸してほしいと嘆願書を出します。
そして山梨県から医師が派遣される事となりました。
徐々に明らかになる“山梨の奇病/地方病”
原因は一体何だったのか?
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