ヨウムを買う前に、必ず知っておきたいことが“寿命”。
ヨウムは非常に長寿な鳥さんとして知られています。
この記事では、ヨウムの寿命と長生きさせるために大切なことを解説します。
ヨウムの寿命は非常に長い
ヨウムは一般的に寿命は何年と言われているかご存知でしょうか?
先の記事で少し触れていますが、ヨウムの寿命は
50年以上
と言われています。
ただし、これは個体差や飼育環境によります。
不幸なことに短命であったり、長寿であったりもしますし、元に世界的に有名なアレックスは、30歳半ばで亡くなっています。
これは、鳥さんだけではなく、他の動物もそうですが、平均寿命よりも短命であったり、それよりも遙かに長寿の場合もあるので、おおよその寿命として知っておきましょう。
いずれにしても寿命を知ることは、家族にする上で、最後まで責任を持ってお世話ができるのかを考える重要なことになります。
なぜヨウムは長生きなの?
ヨウムが長生きと言うよりは、大型インコが長生きと言えます。
調べてみると、鳥類特有の代謝のメカニズムがあるということ。
・ミトコンドリアの働きが活発で、エネルギーを効率よく使いつつ、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える
・血糖値を一定に保つ仕組みが哺乳類とは異なり、代謝による体への負担が少ない
このことが長寿の理由ということです。
ですが、ヨウムは精神的な影響を受けやすい鳥さんです。
環境の変化に敏感で、非常にストレスを感じやすい鳥さんです。
このことから環境が安定しているほど、健康維持につながり、長生きすると言えます。
ヨウムの長生きのために大切なこと
長寿なのは“特殊な代謝のメカニズム”の為ということですが、それだけではありません。
長生きのために大切なことを挙げてみました。
食事管理
偏食を防ぎ、栄養バランスを整えることが大切です。
シードやペレットはもちろんですが、そこにプラスして、新鮮な野菜や果物を与えることも大切です。
ただし、シードや果物は脂質や糖質が多いので、与えすぎは肥満の元。
おやつ程度に与えることが理想です。
また、新鮮な飲水を与えることも忘れないようにしましょう。
睡眠
十分な睡眠は、人間と同様に健康維持のために必要不可欠です。
飼い主の事情で睡眠時間が長くなったり、短くなったりすることを避けられないかも知れませんが、できる限り、同じ時間に寝て、同じ時間に起きてもらうように心がけましょう。
放鳥と運動
運動不足や退屈はストレスに繋がり、病気のリスクも。
ケージは、鳥さんにとって“落ち着く自分だけの空間”ではありますが、やはり狭く、自由に動き回ったりできる範囲に限りがあります。
ケージに入ったままだと、ストレスに繋がる恐れがあるので、放鳥して広い空間で遊んでもらいましょう。
ヨウムを飼う前に考えるべきこと
ヨウムは人生単位で付き合う鳥さんです。
お互い困ったことや悲しい思いをしないために考えておくべき内容を挙げてみました。
・飼い主の老後
・飼い主が買えなくなった場合の引き取り先
・将来設計
飼い主が急に入院した場合、どうするのか?
また、飼い主が高齢になり、施設に入ったり入院などでお世話ができなくなった時にどうするのか。
飼い主が先に亡くなった場合どうするのか?
飼い主よりも先に天寿を全うしてくれると良いのですが、多くの場合は、鳥さんを残してしまうパターンが多いでしょう。
鳥さんが不幸にならないように今のうちに決めておきましょう。
まとめ
ヨウムは非常に長寿な鳥さんなので、飼い主の皆さんには、長期的な覚悟が必要となります。
大型の鳥さんは長生きなので、長い時間、人生を共に過ごす事ができ、飼い主にとっても鳥さんにとっても素晴らしく幸せなことだと思います。
そしてその分だけ深い関係を築ける魅力もあります。
だからこそ、軽い気持ちで家族にすることをお勧めしません。
お互いが悲しい思いをしなくて済むように、将来について真剣に考えておくことをお勧めします。