ヨウムの基礎知識

ヨウムのストレスサインや原因と対策、飼い主が気づくべき変化

ヨウムは非常に知能が高く感情豊かな鳥さんです。

その反面、環境の変化や孤独、生活のリズムの乱れによって強いストレスを感じやすい一面もあります。

しかし、犬さんや猫さんのように分かりやすく感情を表現しないこともあるため

・なんとなく元気がない

・最近様子が違う

・急に怒りっぽくなった

と感じた時には、すでにストレスが溜まっている場合があります。

この記事では、実際に家族にして感じた「ヨウムのストレスサイン」について解説します。

ヨウムはストレスを溜めやすい鳥

ヨウムは大型インコの中でも特に繊細だと言われています。

理由の一つが、非常に高い知能です。

周囲をよく観察し

・飼い主の感情

・部屋の変化

・音

・生活リズム

などを敏感に感じ取っています。

そのため、人間が思っている以上に小さな変化でストレスを感じることがあります。

ヨウムの代表的なストレスサイン

では、ストレスを感じている時のサインにはどのようなものがあるのでしょうか。

羽をむしる(毛引き(羽根引き))

これはかなり有名なストレスサイン。

鳥さんが家族にいたり、鳥さんが好きな方で知らない人はいないでしょう。

行動としては

・羽を噛む

・自分で羽を抜く

・毛繕いが過剰になる

などが見られます。

また、ストレスだけでなく、病気や栄養面が原因の場合もあっるため注意も必要です。

このストレスサインが飼い主さんとして最も怖い症状ではないでしょうか。

急に攻撃的になる

今まで穏やかだったのに

・噛む

・威嚇する

・怒りっぽくなる

などの変化が出ることがあります。

恐怖や不安が原因になっている場合もあります。

鳴き方が変わる

ヨウムは感情によって鳴き方が変わります。

例えば

・呼び鳴きが増える

・大声が増える

・逆に静かになる

などがストレスのサインとなることもあります。

食欲の変化

これも“毛引き”と同様に怖い症状です。

・急に食べなくなる

・好きなものしか食べない

・食べる量が減る

などには注意したいものです。

元気がなくなる

明らかにいつもと違う様子。

・動かない

・放鳥しても遊ばない

・ぼんやりしている

などですが、これらはストレスではなく、体調が悪い場合があるので、注意。

変化がなければ、念のために病院で診てもらうことをおすすめします。

ストレスの原因になりやすい気づくべきこと

では、どんなことがストレスを与えるのでしょうか。

いくつか例を挙げてみます。

放鳥不足

ヨウムは知能が高いため、刺激不足に弱い傾向にあります。

長時間ケージだけで過ごすと、退屈によりストレスが溜まりやすくなります。

孤独

ヨウムはコミュニケーションを必要とする鳥さんです。

ヨウム単体で長時間の放置が続くと、不安を感じる場合があります。

睡眠時間

これはかなり重要です。

しっかり睡眠を取る必要があります。

夜遅くまで明るい環境だと、ストレスや体調不良に繋がることがあります。

環境の変化

実際、これについてはよく分かります。

・引っ越し

・模様替え

・新しい家族

・大きな音

ヨウムが家族にいる方の話によく出てきますが、飼い主が髪型を変えただけで、怖がったり、逆に攻撃してきたりすることがあります。

また、初めて見るものを非常に怖がります。

このことから、ちょっとしたいつもと違う変化で、ストレスを感じてしまうと言っても良いでしょう。

実際に飼って感じること

ヨウムは本当に“感情を持っている”と感じる瞬間があります。

それは

・飼い主の雰囲気を読む

・怒っている空気を感じ取る

・寂しそうにする

など、想像以上に繊細です。

だからこそ「ただ飼う」のではなく、人間の家族として一緒に暮らす意識が大切だと感じます。

ストレスを減らすために大切なこと

人間もそうですが、ヨウムにとってもストレスは、健康面や精神面で悪い影響を与えます。

では、このストレスを減らすために心がけるべきことは何でしょうか。

いくつか挙げてみました。

毎日コミュニケーションをとる

当たり前のことですが、長時間でなくても、毎日声をかけることが大切です。

常に“気にかけている”、“大切に思っている”と言うことをヨウムに伝えるために欠かしてはいけないことです。

このことで、ヨウムは安心し、ストレスを軽減できます。

放鳥時間を作る

ヨウムにとって限られた広さしかないケージから、広い空間に出ることは、運動してもらうことや、刺激、気分転換となり、ストレスの軽減になります。

生活のリズムを整える

生活のリズムの中でも、睡眠時間、起床時間をできるだけ同じにすることにより、十分に心身を休めることができ、ストレスの緩和に繋がります。

安心できる環境を作る

急激な変化を避け、周りが騒がし過ぎたり、落ち着くことのできない環境は、ストレスとなってしまいます。

ですが、“無音”は、不安を助長すると言われていますので、ほどほどに人の会話が聞こえる程度で、騒がし過ぎない落ち着く場所を提供してあげましょう。

ヨウムは“心の変化”が大きい鳥

ヨウムと生活をしていく中で感じたことは「身体」だけでなく、「心のケア」も必要だと言うこと。

知能が高いからこそ

・退屈

・孤独

・不安

これらを感じやすい面があります。

その一方で、安心できる環境では“非常に豊かな感情表現”を見せてくれます。

それはヨウムにとっても飼い主にとっても幸せなことと言えるでしょう。

まとめ

ヨウムを家族にして感じたことは、“鳥”と言うよりも“人間のよう”だと言うこと。

ヨウムのような知能の高い鳥さんとそこまでではない鳥さんがいる家族でしたら、その違いがよく分かるはずです。

ヨウムは飼い主さんが他の鳥さんと仲良くコミュニケーションをとっている姿を見ることが嫌で、常に自分を一番に想ってほしい、と思っています。

他の鳥さんと仲良くしている姿を見た時には、じーっと嫉妬の眼差しで見てきますし、機嫌が悪くなったりもします。

時には、元気がなくなったり、食欲不振になることも。

これらも一種のストレスと言えます。

このように本当にヨウムは非常に繊細な鳥さんです。

なので、ストレスを感じると

・羽根引き(毛引き)

・攻撃的になる

・鳴き方が変化

・食欲の変化

このようなサインを少しずつ出してきます。

毎日ヨウムの様子を観察することやしっかりコミュニケーションをとることで、信頼関係も深まり、ストレスも軽減されます。

また、ストレスサイン(羽根を抜いたりすること)の悪化の予防にもなります。

やはり、ストレスを与えないことは、十分なコミュニケーションと一日一回は、放鳥することですね。

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